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パーキンソン病の闘病を公表した有名日本人

           

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この記事を読んでわかること

パーキンソン病とはどのようなものか
パーキンソン病と公表している著名人
パーキンソン病に対する再生医療の取り組み


パーキンソン病は手が震えたり、筋肉がこわばったり、姿勢が取りづらくなるという病気で、50代ごろから症状がみられ、年齢とともに患者さんが増加します。
日本の有名人では、みのもんたさんなどがその病名を公表しています。
今回の記事では、日本でのパーキンソン病患者さんや、その後どのようにされているかなど解説します。

日本でのパーキンソン病患者の有名人

日本でのパーキンソン病患者の有名人
パーキンソン病は、脳のドパミン神経細胞が変性することで起こる進行性の変性疾患です。
ドパミンは脳内で神経伝達物質として情報伝達を担っていますが、この神経細胞の変性によってドパミンの量が減少し、神経伝達がうまくいかなくなることが原因と考えられています。
4大症状として、
(1)安静時の振戦(ふるえ)
(2)筋固縮(筋肉が固くこわばること)
(3)無動・寡動(動きが鈍くなる)
(4)姿勢反射障害(身体のバランスが取りにくくなる)、が特徴です。
この他にも、
(5)同時に二つの動作をする能力の低下
(6)自由にリズムを作る能力の低下
もみられます。
近年では運動症状のみではなく、精神症状などの非運動症状も注目されています。
発症年齢は 50〜65 歳に多いのですが、高齢になるほど発病率が増加します。
40歳以下で発症するものは若年性パーキンソン病と呼ばれています。
日本のタレントや俳優、小説家などでパーキンソン病を公表しているケースとしては、永六輔さんや、大阪万博の太陽の塔作者である芸術家の岡本太郎さん、江戸川乱歩さん、三浦綾子さん、最近の方ではみのもんたさんなどがいらっしゃいます。
海外の有名人では、ボクシングの元チャンピオンであるモハメッド・アリさんや、ハリウッドスターのマイケル・J・フォックスさんなどが挙げられます。

パーキンソン病であると勇気ある告白をした有名人たち

パーキンソン病であると告白をした有名人としては、みのもんたさんや、ハリウッドスターのマイケル・J・フォックスさんがいます。
いずれも、メディアの取材などに対し自身がパーキンソン病であることに言及しています。
また、作家の落合恵子さんは、自身の母親がパーキンソン病などを抱えていたことを告白しています。

その後の公の場での活躍と闘病生活

みのもんたさんは、タレントとして、週に何本ものレギュラー番組を擁していた芸能人ですが、2020年の春に全国局の看板番組を降板し、2021年春に地方局の出演番組も終了し、現在はテレビ出演はしていません。
みのもんたさんは2007年から続いていた看板番組を2020年3月で退いた理由は、「出演者たちのテンポについていけない」「若いタレントさんたちの顔をみても名前が出てこない」といった司会者としての衰えに気づいたからだそうです。
後に、主治医からは、「パーキンソン病の初期症状の一つなのでは」と言われたと話しています。
現在は芸能界を引退し、パーキンソン病の治療を受けながら、自身の父親が創業した会社の代表取締役会長を務めているそうです。
また、マイケル・J・フォックスさんは、映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」シリーズで主人公のマーティを演じ、ハリウッドスターとして活躍していましたが、2020年に俳優引退を表明しています。
同疾患の研究に資金を提供するために「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を設立し、パーキンソン病患者の支援を行ってきました。

パーキンソン病患者の有名人についてのまとめ

今回の記事では、パーキンソン病とはどのようなものか、そして自身がパーキンソン病であると公表している日本人や外国人のタレントや著名人について紹介しました。
パーキンソン病は、進行性に症状が進む病気です。
今のところ現時点では薬物療法とリハビリテーションなどの集学的アプローチで、進行を遅らせることが最善の治療となっています。
そんな中、パーキンソン病の治療として「再生医療」が期待されています。
iPS細胞などの多能性幹細胞を用いた再生医療が、失われたドパミン神経細胞を補充する治療として期待されています。
また、運動療法と組み合わせることにより、移植の効果を高めるという研究報告もあります。
移植治療は根本的な治療であるため、今後の成果に注目を集めています。
ニューロテックメディカル株式会社では、「ニューロテック®」としてパーキンソン病を含めた神経疾患などに対する幹細胞治療の基盤特許を取得しており、再生医療の効果を高める取り組みを行っています。
パーキンソン病に対しては、再生医療と最先端のリハビリテーションを組み合わせる(神経再生医療×同時リハビリ™)ことで、最大限の治療効果を達成できると考えています。
この病気で悩んでいるという方は、ぜひ当院までご相談ください。

よくあるご質問

パーキンソン病になりやすい性格は?
パーキンソン病には、実際、真面目で几帳面、融通がきかないといった性格の方がなりやすいという傾向があると言われています。食事や職業、住んでいる地域など、原因となる特別な理由はわかっていません。

パーキンソン病は何人に1人くらいですか?
10万人に100人〜180人くらいです(1000人に1人〜1.8人)。65歳以上では100人に約1人(10万人に1000人)で、高齢者では多くなりますので、人口の高齢化に伴い患者さんは増加しています。

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    <参照元>
    ◆006 パーキンソン病 パーキンソン病(指定難病6):https://www.nanbyou.or.jp/entry/169
    ◆〈告白〉みのもんた「テレビの仕事はゼロ、パーキンソン病を抱え…。でも、最後まで捨てちゃいけないよ、人生は」婦人公論:https://fujinkoron.jp/articles/-/4426
    ◆レオ様の演技と自分を重ね…難病を患う有名俳優が引退を決めた理由 COSMOPOLITAN :https://www.cosmopolitan.com/jp/entertainment/celebrity/a43897911/michael-j-fox-once-upon-a-time-in-hollywood-retirement/
    ◆認知症の母がくれた「老い」と「死」への予習時間 落合恵子さんの介護 – 記事 | NHK ハートネット:https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/638/

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    PROFILEこの記事の監修
    貴宝院 永稔
    貴宝院 永稔 医師
    (大阪医科薬科大学卒業)
    • 脳梗塞・脊髄損傷クリニック 総院長
    • 日本リハビリテーション医学会認定専門医
    • 日本リハビリテーション医学会認定指導医
    • 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
    • ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

    私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
    リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
    このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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