再生医療に合った専用リハビリ | 再生医療|脳梗塞・脊髄損傷の後遺症を幹細胞治療で改善|ニューロテックメディカル

◆ 再生医療とはリハビリの下地作り

再生医療×同時リハビリ™

一旦、病気で障害を持たれると、それを治すためにリハビリが必要になりますが、自分を治す力は年齢とともに急激に弱くなってしまいます。リハビリを行うだけでなく、自分を治す力を出来るだけ高め、リハビリを行う前の下地作りをしてあげる再生医療には重要な意味があると考えられます。しかし、再生医療では治療さえおこなえばそれで十分という魔法の薬ではありません。

再生医療だけで、麻痺、半身不随などの障害が劇的に回復するという症例は今までありません。
だからこそ、私たちは「再生医療×同時リハビリ™」を集学的な治療として行える体制をまずは構築し、これらの技術をどんどん進化させていきたいと考えております。


◆ 当院で行う促通反復療法

促通反復療法

脳科学の進歩により、「麻痺した手足を繰り返し動かす訓練をすれば、脳の可塑性(※)が発現して麻痺が改善できる」ことが明らかになりました。
(※)可塑性:損傷を免れた部位が、破壊された部位の役割を代行する能力。
この発見により、新しい片麻痺治療の開発や研究が盛んに行われ、適切な運動を反復して行う運動療法である「促通反復療法(川平法)」が着目されています。


◆ 再生医療リハビリ

幹細胞点滴や上清液導入の際に行う当院独自の「再生医療×同時リハビリ™」

幹細胞点滴や上清液導入の際に行う、当クリニック独自の「再生医療×同時リハビリ™」。
その最たる特徴は、磁気刺激機器、電気刺激機器、ロボットといったデバイスを用いたリハビリであること。
デバイスによる脳や神経への刺激が損傷箇所の血流を増やし、修復を促しながら効率的に運動神経・感覚神経の神経回路を鍛えることができます。
リハビリの過程では、定期的に身体機能の評価をすることも大切です。
スタート時点からどれだけ改善しているか、データや記録動画で推移を確認しています。
また同時に、客観的な数値からどれだけ回復に向かっているか、患者様ご自身が認識していただけるよう説明し、モチベーションを維持しながら前向きにリハビリに取り組んでいただくためのフォローにも力を入れています。

経頭蓋的磁気刺激療法(γ-TMS)

脳の血流を高め幹細胞治療の効果も促進

TMS

頭皮から磁気を当て、動作のために脳から送られる電気信号を流れやすくする療法。
損傷部の血流を増やし働きを活性化させる、リハビリ前のプレコンディショニングとして行います。
リハビリテーション医療では経頭蓋的磁気刺激療法だけでも運動麻痺の改善に有効とされていますが、損傷部の血流が高まれば幹細胞が集まりやすくなることから、再生医療と組み合わせることでさらに効果を高めることができます。
施術中、患者様は幹細胞点滴を導入しながら安静にしていただくだけ。
針などは使わず、頭に装置を当てるだけなので痛みも伴いません。

tms表


電気刺激+反復運動

域値を下げてアシストし反復運動で動きを再学習

ems

微弱な電気刺激で筋肉の収縮をアシストし、手足の動かせる範囲を拡大させて動かし方を再学習するリハビリです。

脳からの電気信号で手を動かすためには一定の域値があり、通常それを 超える刺激強度がなければ動作ができません。

しかし手足に電気刺激を与えると域値を下げる効果があり、脳から送られる電気信号が弱くても手足を動かせるようになります。

収縮のアシストと域値を下げる2つの効果を利用しながら反復運動を行うことで、動かした手足に対応する脳の部位が賦活され、幹細胞が集まり修復も促進されます。

ems表


ロボティクス

正しい動きの繰り返しで脳の電気信号を増幅

ロボット

脳から送られてきた電気信号を感知し、運動を補助するロボット (パワーアシスト装具)を装着してのリハビリ。
膝、肘、足首など、それぞれの部位に対応したロボットがあります。
電気信号が弱く身体麻痺があっても手足を動かすことができ、運動を繰り返すことで脳や神経系の運動学習を促します。
このリハビリではロボットによるアシストを徐々に減らしていき、患者様ご自身が発する電気信号を増幅させて、ロボットがなくても手足を動かせるようになることを目標としています。


ロボット

低周波治療とは

電気刺激療法/EMS

EMS機器
神経障害による運動麻痺により、必要な可動範囲を自分で動かせないでいると、それ以上の改善は難しくなります。
必要な可動域の練習を行わないと関節が固まってしまって(関節拘縮)、日常生活に支障をきたし痛みの原因にもなってしまいます。
そこで、自分で手足を動かすのに必要な筋力が少なくても、低周波(EMS)によって筋肉の収縮を補助することで手足を動かせる範囲を拡大することが可能になります。
そして、脳に自分の手足の動かし方を再学習させて運動麻痺を改善しましょう。

低周波治療の効果

  1. 自分で手足を動かせる範囲が増える
  2. 関節の変形を予防できる
  3. 脳が手足の動かし方を再学習する
  4. リハビリがやり易くなる
  5. 手足の筋肉が柔らかくなって、動かし易くなる
  6. 痛みを和らげる効果が期待できる
  7. 関節が固まって動き難くなるのを予防する

※低周波治療と専門的なリハビリの組み合わせを継続して行うことで、更なる効果が期待できます。

低周波治療の方法とスケジュール

麻痺している筋肉に、全可動域を自分で動かせる程度の電流を流して、専門的なリハビリと組み合わせて行います。患者様の疾患や状態、施行する個所によって異なりますが、施行時間は5~30分くらいです。
低周波治療の効果は施行直後に見られる場合もありますが、一般的に2~3日目からゆっくり現れます。
自分で手足を動かせる範囲が広がれば、その効果は消えることなく長期的に持続しますが、反対に動かさないとその範囲は狭まり効果は徐々に消えて行きます。
ただし、効果には個人差があるので、医師と症状を相談しながら治療計画を立てて行きましょう。

低周波治療の安全性と副作用

低周波治療は家庭用でも肩こりや腰痛などで広く利用された、一般的な治療法です。
低周波設定は、筋出力の程度で20~50Hz/パルス幅50~250μsecで電流を流し、専門的リハビリと併用します。
尚、深部の筋肉に対してや皮膚の痛みが出現する場合には適宜設定を変更したり、中周波による干渉波を利用することもあります。
低周波治療を受けた後に副作用として、次のような症状が現れることがあります。
これらの症状は多くが一時的なもので自然に改善することが多いのですが、症状が現れた場合は医師に相談しましょう。
  1. パッドを貼った処がはれる
  2. パッドを貼った処が赤くなる
  3. 痛みやしびれを感じる
  4. 筋の緊張を強く感じる

低周波治療の適応外条件

  1. 心臓ペースメーカー埋め込みの患者様、または重篤な心疾患のある患者様
  2. 体内金属
  3. 筋収縮が禁じられる病態(静脈血栓、術後など)
  4. 傷や皮膚状態が悪い個所
  5. 悪性腫瘍

リハビリ料金

回数 40分コース 60分コース
1回 40分/7700円 60分/11000円
5回 40分/38500円 60分/55000円
10回 40分/77000円 60分/110000円
※[脳梗塞・脊髄損傷クリニック 提携大阪院]福永記念診療所のクリニック内でのリハビリテーションは、専門リハビリ施設内ではなく「診察室内」でのリハビリとなります。

装具療法とは

手や脚につける装具

装具療法

装具には治療用と機能代償用と云う2つの利用目的があります。
治療用装具は、病気やケガをした部分が治るまで保護したり、歩行獲得を目指すための運動学習を促すことを目的とします。
機能代償用装具は、障害によって失った機能を代償することを目的とします。
装具を利用することによって支持性が低下した状態でも荷重することができ、その荷重情報などが背側脊髄小脳路を介して前庭核に伝えられ、麻痺した手足の改善を図ることが可能になります。

バランサー

ポータブルスプリングバランサーやBFOは、スプリングの張力を利用することにより腕の重さを限りなくゼロに近づけ、わずかな力でも自身の腕を動かすことのできる装具です。
使用者の麻痺の重症度に応じて内蔵スプリングの張力を調整することで、自分で動かせる力を増大させていくことができます。

ダイナミックスプリント

麻痺のため、手指の伸展運動が不十分な方の伸展補助装置として使用します。
バランサーと同様に、スプリングの張力を限りなくゼロに近づけ、わずかな力でも自身の手指を動かせる様になります。
使用者の力の改善に合わせて補助する力を少なくしていきます。

長下肢装具/短下肢装具

短下肢装具
坐位が安定してこれば、重度の麻痺があっても長下肢装具を利用して立位や歩行訓練を行うことができます。
太ももより足底に及ぶもので、膝関節と足関節との動きを制御する目的で使用します。
モーメントアームが長いので、短下肢装具より足関節・股関節の動きを引き出せ、麻痺側へ荷重をかけることも可能です。
足関節の動きに対する股関節・体幹の動きを学習させることができます。

◆ 治療プランのご案内

再生医療プラン例・1クール内スケジュール

幹細胞点滴や上清液導入の際に行う、当クリニック独自の「再生医療×同時リハビリ™」。
その最たる特徴は、磁気刺激機器、電気刺激機器、ロボットといったデバイスを用いたリハビリであること。
デバイスによる脳や神経への刺激が損傷箇所の血流を増やし、修復を促しな がら効率的に運動神経・感覚神経の神経回路を鍛えることができます。
リハビリの過程では、定期的に身体機能の評価をすることも大切です。
スタート時点からどれだけ改善しているか、データや記録動画で推移を確認しています。
また同時に、客観的な数値からどれだけ回復に向かっているか、患者様ご自身が認識していただけるよう説明し、モチベーションを維持しながら前向きにリハビリに取り組んでいただくためのフォローにも力を入れています。
治療プラン例
リハビリプラン例

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