頚椎症のための枕選びと首の違和感解消法 |再生医療|脳梗塞・脊髄損傷の後遺症を幹細胞治療で改善|ニューロテックメディカル

頚椎症のための枕選びと首の違和感解消法

           

投稿日:
読み終わる時間は約 < 1


この記事を読んでわかること

適切な枕の重要性がわかる。
日常生活での首のケアの重要性がわかる。
理想的な枕の特徴と選び方がわかる。


頚椎症は、首の骨や関節が変形し、神経を圧迫することで生じる症状です。
首の痛みや肩こり、頭痛、腕のしびれなどが主な症状です。
特に、合わない枕を使っていると、首の違和感が悪化することがあります。
この記事では、頚椎症の方に向けて、適切な枕の選び方や調整方法について詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

頚椎症に合った枕が首の健康に与える影響

適切な枕と首の健康を守る方法
頚椎症の症状を軽減し、首の健康を守るためには、適切な枕を選ぶことが重要です。
特に頚椎症の方は、枕の高さが適切でなければ症状が悪化することがあります。
ここでは、枕の選び方に加え、首の健康を守るための日常的なケア方法についても詳しく解説します。

適切な枕の重要性

枕の役割は、頭と首を適切にサポートし、寝ている間の姿勢を正しく保つことです。
適切な枕を使用することで、首や肩の筋肉の緊張を緩和し、頚椎の負担を軽減できます。
これは、頚椎症の予防や症状の悪化を防ぐために非常に重要です。

日常生活での首のケア

枕だけでなく、日常生活での首のケアも重要です。
以下のポイントを参考に、首の健康を維持しましょう。

正しい姿勢を保つ

デスクワークやスマートフォンを使用する際には、背筋を伸ばし、頭を前に突き出さないように心がけましょう。
長時間同じ姿勢を続けることは避け、定期的に休憩を取ってストレッチを行います。

適度な運動

首や肩の筋肉を鍛えるために、適度な運動を行いましょう。
ウォーキングやスイミング、ヨガなどが効果的です。
特に、首や肩のストレッチは筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。

ストレス管理

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、頚椎症の症状を悪化させることがあります。
リラクゼーション法や深呼吸、趣味を楽しむ時間を持つことで、ストレスを効果的に管理しましょう。

適切な睡眠環境の整備

寝具や寝室の環境も重要です。
硬すぎるマットレスや不適切な枕は、首や背中の負担を増やす可能性があります。
自分に合った寝具を選び、快適な睡眠環境を整えることが大切です。

枕の交換タイミング

どんなに良い枕でも、使用期間が長くなると劣化し、適切なサポートができなくなります。
一般的に、枕は1〜2年ごとに交換するのが望ましいとされています。
枕の形が変わったり、へたりを感じたりした場合は、早めの交換を検討しましょう。
定期的に枕を交換し、首のサポートを最適に保つことが重要です。

どのような枕が首の負担を軽減するのか

neck-discomfort
理想的な枕は以下の特徴を持っています。

高さの調整の重要性

枕の高さは、個々の首のカーブや肩幅に合わせて調整できることが重要です。
適切な高さを選ぶことで、首の緊張を緩和できます。

硬さのバランスの重要性

硬すぎる枕は首に圧力をかけ、柔らかすぎる枕は十分なサポートができません。
中程度の硬さが理想的です。

素材の通気性

通気性の良い素材を使用した枕は、快適な睡眠環境を提供します。
メモリーフォームやラテックスなど、通気性のある素材がおすすめです。

形状によるサポート

首をしっかりと支える形状の枕を選ぶと、首の自然なカーブを維持できます。
特に、頚椎症の方には、頚椎サポート型の枕が効果的です。

枕の選び方と調整方法

適切な枕を選ぶための具体的な方法をご紹介します。

寝姿勢の確認

自分が仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝のどれを主にするのかを確認しましょう。
仰向け寝には低めの枕、横向き寝には肩幅に合わせた高さの枕が適しています。

実際に試してみる

枕を購入する前に、実際に寝て試してみることが大切です。
多くの専門店では、試し寝ができるスペースを提供しています。

高さの調整

調整可能な枕を選び、自分に最適な高さを見つけましょう。
最初は少し高めに設定し、徐々に低くしていく方法がおすすめです。

専門家のアドバイス

整形外科医や理学療法士に相談して、自分の首の状態に合った枕を選ぶことも重要です。

適切な枕の選び方のまとめ

頚椎症の方にとって、適切な枕は首の健康を守るために欠かせないアイテムです。
理想的な枕は、首のカーブをサポートし、負担を軽減することが求められます。
枕を選ぶ際には、自分の寝姿勢や首の状態に合わせて、高さや硬さを調整できるものを選びましょう。
また、専門家のアドバイスを受けることで、より適切な枕を見つけることができます。
最後に、適切な枕を使うだけでなく、日常的な首のケアも重要です。
首のストレッチや適度な運動を心がけ、健康な生活を送りましょう。
頚椎症によって脊髄が圧迫され、麻痺や痺れなどの症状がでる病気を頚椎症性脊髄症といいます。
この病気では、治療のタイミングが遅れると、麻痺などの後遺症が残ってしまう場合もあります。
そうした神経障害を克服するため、私たち脳梗塞・脊髄損傷クリニックでは、『神経障害は治るを当たり前にする取り組み』として、ニューロテック®を開発しました。
リニューロ®は、脳卒中や脊髄損傷、神経障害の患者さんに対する『狙った脳・脊髄の治る力を高める治療』のことです。
リニューロ®は、同時刺激×神経再生医療®にて『狙った脳・脊髄の治る力を高める治療』です。
また、その治療効果を高めるために骨髄由来間葉系幹細胞、神経再生リハビリ®の併用をお勧めしています。
ご興味のある方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

よくあるご質問

頚椎症の枕選びは?
頚椎症の枕選びでは、高さが調整可能で、中程度の硬さの枕が理想的です。
首や肩の負担を軽減し、自然なカーブをサポートする形状が重要です。
通気性の良い素材を選び、自分の寝姿勢(仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝)に合った枕を選ぶことも大切です。
整形外科医や理学療法士に相談して、自分に最適な枕を見つけましょう。

枕が合わないとどんな症状が出る?
枕が合わないと、首や肩の痛み、肩こり、頭痛、腕のしびれなどの症状が出ることがあります。
さらに、睡眠の質が低下し、朝起きたときに疲労感を感じることもあります。
頚椎に負担がかかり、長期間にわたる使用で頚椎症の症状が悪化する可能性もあります。
正しい枕を選ぶことは、これらの症状を予防するために重要です。

関連記事


<参照元>
快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省):https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-003.html
頚椎症性脊髄症 診療ガイドライン 2020改訂第3版.日本内科学会雑誌.2021;110:2407-2412.:https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/110/11/110_2407/_pdf/-char/ja


あわせて読みたい記事:頚椎症性神経根症は自然治癒できるのか?


脳卒中・脊髄損傷のご相談
3ステップで簡単フォーム

  • お名前
  • Email・TEL
  • 年齢・内容

お名前をご記入ください


  • お名前
  • Email・TEL
  • 年齢・内容

メールアドレス

電話番号

※携帯電話へショートメッセージでご連絡させていただく場合がございます。




  • お名前
  • Email・TEL
  • 年齢・内容

年齢と地域の選択

ご相談内容を入力

送信前にプライバシーポリシー(別タブが開きます)を必ずご確認下さい。




※送信後にページが移動します。確認画面はありません。


貴宝院 永稔【この記事の監修】貴宝院 永稔 医師 (大阪医科薬科大学卒業)
脳梗塞・脊髄損傷クリニック銀座院 院長
日本リハビリテーション医学会認定専門医
日本リハビリテーション医学会認定指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


再生医療の治療 各地クリニックの案内

YouTubeチャンネル

脳卒中や脊髄損傷など再生医療に関する情報はこちらでもご覧頂けます。
脳卒中ラボ

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

ニューロテックメディカル・リハビリセンター

おすすめ記事

(腰椎損傷 下肢不全麻痺|30代 MK様)

おすすめ記事

最近の記事

  1. 小脳障害によるまっすぐ歩けないバランスの問題とは

  2. 脳卒中や動脈硬化を予防するカレーの魅力を科学的に検証

  3. 急性壊死性脳症の後遺症とその影響

【再生医療×リハビリテーションの可能性】オンライン講演会 Vol.1

ピックアップ記事

  1. 男性に球脊髄性筋萎縮症が多いのか

  2. トカゲの尻尾は再生する?!

  3. 脳梗塞で嚥下障害になるメカニズム

おすすめ記事

  1. ベル麻痺の基本的な症状とは?

  2. 脊髄損傷に伴う怖い合併症とは

  3. 本態性振戦とは?

クリニックのご案内

脳梗塞・脊髄損傷クリニック

脳卒中・脊髄損傷の後遺症の
       お悩みや治療のご相談
お気軽にお問い合わせ下さい

0120-955-573

[電話受付]【月~土】9:00~18:00/日祝休