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左半身麻痺のリハビリ方法

           

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この記事を読んでわかること

左半身麻痺が起こるメカニズム
左半身麻痺のリハビリ内容
半身麻痺のリハビリ期間


左半身麻痺は右側の脳に脳梗塞や脳出血などによって神経障害が引き起こされた状態です。
左半身麻痺に限らず、脳梗塞や脳出血など脳卒中のリハビリはできるだけ早期から行うことが推奨されています。
この記事では、急性期・回復期・生活期に分けて、必要なリハビリを解説します。

左半身麻痺が起こるメカニズム

左半身麻痺は脳梗塞や脳出血によって右側の脳に神経障害が引き起こされるからです。
左半身を動かすための脳からの指令は「大脳皮質の中心前回→内包後脚→中脳の大脳脚→延髄の錐体交叉→脊髄の前角→末梢神経」の流れです。(錐体路)
上記の場所一つでも阻害されることによって半身麻痺が起きてしまいます。
また、延髄で錐体交叉をするため、右側の脳が出した命令が左半身へ伝わるので、右側の脳に脳卒中が起こることで左半身麻痺となります。

左半身麻痺のリハビリ内容

日常生活動作練習
片麻痺に対するリハビリは、急性期・回復期・生活期の3つの時期があり、それぞれの時期に合ったリハビリを行います。
それぞれの時期に行う代表的なリハビリを紹介していきます。

急性期リハビリ

発症直後から2〜3週間に行うリハビリを「急性期リハビリ」といわれています。
急性期のリハビリは「身体機能低下防止」や「廃用症候群の予防」を目的に行い、発症から48時間以内にリハビリを開始することが推奨されています。
急性期のリハビリの内容は以下のようなものがあります。

  • 関節可動域運動やストレッチ
  • 促通運動
  • 座る・立つ・歩く練習
  • 日常生活動作練習(トイレ・更衣・食事など)
  • 言語訓練
  • 高次脳機能訓練

原因疾患の治療が落ち着いた段階で回復期リハビリへ移行し、積極的なリハビリを行っていきます。

回復期リハビリ

原因疾患の治療が落ち着くと、急性期のリハビリを終えて「回復期リハビリ」へ移行します。
回復期リハビリとは、身体機能向上を図りながら、在宅復帰・復職・自動車運転再開などを目指して積極的にリハビリを行っていく時期を指します。
回復期の期間は「身体機能が最も回復する期間」であるため、積極的にリハビリを行っていく必要があります。
そのため、回復期リハビリテーション病院では最大3時間(9単位)のリハビリが可能です。
回復期のリハビリ内容は以下のようなものがあります。

  • 関節可動域運動やストレッチ
  • 促通運動
  • 筋力トレーニング
  • 座る・立つ・歩く練習
  • 日常生活動作練習(トイレ・更衣・食事など)
  • 言語訓練
  • 高次脳機能訓練
  • ロボットリハビリ
  • 電刺激療法
  • ボツリヌス療法

など
原因疾患の治療が落ち着いており、身体機能も回復してくる時期なので行えるリハビリの内容も徐々に増えてくる時期です。
退院後の生活を見据えた練習も積極的に行っていく必要があります。

生活期リハビリ

回復期でのリハビリを終えたら「生活期のリハビリ」を行います。
生活期リハビリとは、急性期・回復期で改善した「身体機能を維持や生活する上で出現した課題を解決するため」にリハビリを行います。
生活期のリハビリは自宅など、実際に生活する場で練習したり社会参加などを目的に外出するための練習などを積極的に行います。
生活期のリハビリ内容は以下のようなものがあります。

  • 自宅の中を歩く練習
  • 段差昇降練習
  • 浴槽に入る練習
  • 外歩き練習
  • 体力向上練習
  • 趣味や社会参加復帰練習(家庭菜園など)

在宅復帰してからも様々な課題に直面することがあります。
そのため、生活期リハビリを行い、活動や社会参加を促進するために動作練習や環境調整など行っていきます。

左半身麻痺と再生医療

これまでは損傷した脳や神経を完全に回復させる治療法はなく、半身麻痺などの後遺症と付き合っていく必要がありました。
しかし、治療やリハビリなど医療が進歩したことによって、少しでも回復する可能性が高まってきました。
その中でも注目されているのが「再生医療」です。
再生医療では幹細胞が使用されており、幹細胞が成長することで脳や神経の一部として再生する効果が期待されています。
また、再生医療とリハビリを掛け合わせることで、半身麻痺などの回復・リハビリの効果が最大限引き上げられる可能性があります。
ニューロテックメディカル株式会社では、「ニューロテック®」として脳卒中・脊髄損傷・神経障害などに対する幹細胞治療の基盤特許を取得しており、1人でも多くの患者さんに「再生医療」を届けられるように取り組んでいます。
脳卒中による半身麻痺に悩まれている方・ご家族の方は、ぜひご相談ください。

Q&A

半身麻痺のリハビリ期間は?
発症から2〜3週間が急性期リハビリ、発症3〜6ヶ月程度までは回復期リハビリ、退院後は生活期のリハビリを行います。
発症して2〜3ヶ月が最も身体機能が回復する時期と言われており、積極的なリハビリを行います。

半身麻痺の治し方は?
症状に合わせて適切なリハビリテーションを選択し、積極的に麻痺側の身体を動かすことが推奨されています。
回復には個人差はありますが、積極的なリハビリを行うことで脳梗塞などで損傷した脳の領域を別の脳細胞が代わりに機能するようになると言われています。

<参照元>
脳梗塞の後遺症を軽くするリハビリ方法と期間(急性期、回復期、生活期)
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_133.html#theme2
脳出血になってしまったら
https://kaifukuki.doctorsfile.jp/sick/02


あわせて読みたい記事:頚椎損傷における後遺症について

貴宝院 永稔【この記事の監修】貴宝院 永稔 医師 (大阪医科薬科大学卒業)
脳梗塞・脊髄損傷クリニック銀座院 院長
日本リハビリテーション医学会認定専門医
日本リハビリテーション医学会認定指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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