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おすすめリハビリテーション病院と回復期の入院費用

           

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脳卒中や脊髄損傷などの脳への障害が起きた場合、手足の麻痺や会話ができなくなることは少なくありません。
もし自分自身が、家族や知人に障害が残ったら、どのような治療が行われて社会復帰に向かうのでしょうか。
障害をもつ患者様の多くは、機能回復のためにリハビリテーションを行います。
状態によってはさらに自身の障害に合わせたリハビリを行うために、回復期リハビリテーション病院へ転院となることもあります。
転院のタイミングやどのようなリハビリが行われるのか、入院費用などについてわからないことも多いでしょう。
今回は、そんな悩みを解決するための回復期リハビリテーション病院についての基本情報や病院選びにポイントなども含めて解説していきます。

脳卒中患者の一般的な入院から回復までの流れ

入院
脳卒中とは、脳の血管が破れる、もしくは詰まることによって脳へ血流が届かなくなり、脳の神経細胞が障害される病気です。
主に、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作という病気に分類できます。
最も多い病気が、脳梗塞であり、脳の血管が突然詰まることで、脳へ血液が流れなくなります。
血液が流れなくなった部位の細胞は死にます。
これによって、細胞が死んでしまった部位によって障害が現れます。

入院となる状態とは

病気のレベルによって、急性期、回復期、慢性期の3つの段階に分類されます。
脳卒中の発生した時の症状として手足の麻痺、呂律が回らないなどの症状が生じます。
さらに意識障害や生命の危険な状態となるため、迅速な対応が求められます。
急性期では、命を救うための手術や点滴などの治療が行われる時期のことです。
そのため入院が必要となります。
回復期では、治療によって、命の危険を脱した状態です。
病気になってから1〜2ヶ月後が目安であり、命を優先する治療から機能を回復するための時期に移ります。

リハビリ病院に転院する目安の状態とは

回復期の状態」がリハビリ病院への転院を行う時期の目安です。
治療は終えたが、麻痺や会話ができない障害が残り、自立した生活を送ることができない状態です。
そのため、リハビリを行うことで、残存した機能を回復、または生活できるように生活の動作の訓練を行う必要があります。
リハビリは早い段階から集中して行うことで、低下した機能を回復しやすくなります。

どのレベルで自宅療養になるのか

日常生活の動作の訓練を獲得し、生活が自立できるようになると自宅へ退院の流れとなります。
どのレベルになってからなのかは、医師の判断となるでしょう。

リハビリ病棟へ入院できる期間とその時の状態

リハビリ病院を利用する場合、国の制度上「入院できる期間」が決められています。
発症からリハビリ病院へ転院する期間には制限はありません。

状態 入院可能期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、 多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 150日
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後 90日
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後又は発症後 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後 60日
股関節又は膝関節の置換術後 90日
<参照>
個別事項 (その5:リハビリテーション)
回復期リハビリテーションを要する状態及び算定上限日数(2020度年改定・別表9)

回復期リハビリテーション病院について解説!

回復期リハビリテーション病院では、病状が安定し始めた発症から1~2カ月後の回復期に集中的なリハビリを行うことできる環境が整っています。
低下した機能を再び獲得するためには、早めの充実したリハビリを行うことが重要です。
医師、看護師、セラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など)の様々な専門職種がチームを組んで、患者様のリハビリの支援を行います。
入院中提供されるリハビリテーション・ケアは制度の上、「入院1」から「入院6」まで、6つの段階に分かれています。
「回復期リハビリテーション病棟入院料1」では、最も手厚いリハビリを受けることができます。
リハビリは365日実施することが義務付けられており、言語聴覚士によるリハビリプログラムの提供や社会福祉士の在籍が必須です。
セラピストや看護師の人員も、多く在籍しています。
入院が可能であるかは、医師やソーシャルワーカーへ相談する必要があります。

リハビリ内容について

自宅や社会復帰を目的としているため、日常生活の動作をメインに動作訓練を行なっていきます。
例えば、決まった時間に起きる、食事を食べる、歩行訓練をする、排泄練習をする、お風呂に入るなど、患者が現状一人で行えない動作を行えるように訓練していきます。
1日で最大3時間リハビリを行うことことができます。
自分の障害にあったリハビリを専門のサポートを得ながら集中して行うことが最大のメリットといえます。

良い病院を選ぶポイント

  • 1日のリハビリが2時間から3時間は行われているのか
  • リハビリの機器が充実しているのか
  • 医師、セラピスト、看護や介護の人数は充実しているか
  • 退院に向けて相談等にのってくれる担当者(医療ソーシャルワーカーなど)がいるか
  • 家族も通いやすい立地か

上記の項目はぜひ押さえておきましょう。
目安としてはその病棟に入院している患者に対して十分な数のスタッフが配備されているは確認しておきましょう。
また退院後の対応をどこまでしてくれるのか、そして病院から自宅までの距離が通える範囲であることも押さえておきたいポイントです。

気になる入院費用の目安とは

入院費用は、入院料1〜6段階によって、料金が異なります。
手厚いリハビリを受けることができる入院1の方が高額となります。
また、入院費用は、入院負担の割合が3割なのか1割なのかで変わります。

おおよその目安としての入院費用(入院1の場合)

自己負担3割
約15,000円
自己負担2割
約10,000円
自己負担1割
約5,000円
<参考> https://www.tomigaoka-rh.jp/guide/flow.html

ここにプラスして、食事や病衣、オムツ代金、などのレンタル料金や個室料金は別途かかります。
医療費が高額となった場合に「高額療養費制度」を活用することで、自己負担額が軽減することができます。
基本的に、病院に支払った金額が後日払い戻されるのです。

この制度を活用して1ヶ月の入院費用の目安

例えば、70才未満で、年収が370〜770万の方では、医療費は1ヶ月で約26万円程度になります。
70才以上で、年収〜370万の方では、医療費は1ヶ月で約6万円程度になります。
さらに食事代などの費用がプラスされます。
これは目安の料金の例です。
病院により入院費用は違うため、必ず確認するようにしましょう。

リハビリと併用した再生医療の効果とは

脳卒中や脊髄損傷が起こると神経の回路が傷つくことで、手足の麻痺や、喋れなくなるなどの障害が起こります。
神経回路を元の状態に戻すためには、傷ついた神経を治したり、血管や神経を再生したりする「自分を治す力=再生医療」が必要になります。
私たちは、ニューロテック®(再生医療 ×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
自分を治す力(自己の細胞)培養し、点滴で大量に患部に補給する方法の「幹細胞点滴」とリハビリを併用した治療が出来るようになったのです。
脳卒中や脊髄損傷の治療に関しては、最も歴史が長く安全性・効果が報告されています。
幹細胞点滴治療は、導入してすぐに、神経回路の伝達の改善が期待されています。
また、点滴中にリハビリを併用して行うことで、脳の血流が増えます。
さらに1週間から数ヶ月かけて新たな血管が作られたり、神経再生されるなどの損傷された細胞を修復させる効果が期待できます。
幹細胞点滴は、検査なども含めて1回1,650,000円〜行うことができます。
オンライン診察、カウンセリングも行なっておりますので、まずはご相談ください。

まとめ

脳卒中や頚椎損傷は誰もがかかる可能性のある病気です。
そのため、早めに機能を回復させるための回復期でのリハビリテーションがとても効果的です。
特に脳梗塞や頚椎損傷をした患者様の多くが障害を抱えることとなります。
リハビリは機能回復や残された機能を向上させ、社会復帰・自宅復帰のためには必要不可欠です。
質の高い回復期リハビリテーション病院を選べるように、知識を持つことは大切です。
ニューロテックメディカルでは、「幹細胞点滴」という再生医療とリハビリを併用して行うことで障害を改善する効果が期待できます。
治療に興味のある方は、是非カウンセリングをお受けください。
最大限サポートいたします。
リハビリテーションに強い病院のランキングを掲載しています。
ぜひ参考してみてください。

1位
大阪赤十字病院(大阪市)
2位
メディカルクリニック ドクターランド (さいたま市)
3位
名古屋第二赤十字病院(名古屋市)
4位
福岡山王病院(福岡市)
5位
吉田病院(奈良市)
6位
伊勢原協同病院(伊勢原市)
7位
土浦協同病院(土浦市)
8位
岡山市立市民病院(岡山市)
9位
朝日野総合病院(熊本市)
10位
名古屋第一赤十字病院(名古屋市)

Q&A

回復期リハビリ病棟の入院期間は?
回復期リハビリ病棟の入院期間は”疾患によって入院できる日数”が違います。
例えば、脳卒中など脳血管疾患の入院期間は最大150日とされています。(高次脳機能障害が伴う場合は最大180日)
大腿骨や骨盤・脊髄・関節などの骨折、廃用症候群、関節置換術(人工関節)の入院期間は最大90日です。
筋や神経、靭帯損傷の入院期間は最大60日となります。


貴宝院 永稔【この記事の監修】貴宝院 永稔 医師 (大阪医科薬科大学卒業)
脳梗塞・脊髄損傷クリニック銀座院 院長
日本リハビリテーション医学会認定専門医
日本リハビリテーション医学会認定指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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