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脳出血は幹細胞で治療できるのか?

           

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この記事を読んでわかること

脳出血は幹細胞で治療できる?
脳出血とは
脳出血の幹細胞治療


脳出血が起こると様々な後遺症が残りますが、幹細胞治療は傷ついた脳細胞を再生させ、脳出血の後遺症を改善します。
効果はもちろんリスクや費用も踏まえて十分ご検討ください。
本記事では、再生医療に特化した本院ドクターが脳出血の幹細胞治療について解説します。

脳出血は幹細胞で治療できる

寝たきり高齢者
これまで脳出血で傷ついた脳細胞は回復しないというのが定説でしたが、近年では幹細胞治療によって脳細胞自体の再生が可能となりました。
こちらでは、脳出血の幹細胞治療について詳しく解説します。

脳出血とは

脳出血』とは、脳の中にある細かい血管が破れて出血した状態を指します。
血管から流れ出した血液は脳の神経を圧迫し、その神経の部位によって様々な症状を引き起こします。
脳出血などの脳血管疾患は後遺症が残る確率が高く、寝たきりになる原因の第1位です[1]
脳出血の詳しい症状についてはこちらをご覧ください。
一度傷ついた脳細胞は基本的に再生しないので、治療は血圧を下げる薬による再発の予防やリハビリが中心です。
しかし、近年では幹細胞治療などの再生医療が発展してきており、脳出血の根本的治療が可能となってきています。

脳出血の幹細胞治療

脳出血が起きると脳細胞が傷つき、様々な症状や後遺症が現れます。
一度傷ついた脳細胞が再生することはないとされてきましたが、その定説を覆したのが幹細胞治療です。
幹細胞とは『これから様々な組織や臓器になれる細胞』のことで、幹細胞が細胞分裂を繰り返すことで様々な組織や臓器になります。
この幹細胞を培養して増殖させ、体内に投与することで、失われた脳細胞の機能を回復させることが可能になったのです。
幹細胞には『ES細胞』『iPS細胞』『体性幹細胞』の3種類がありますが、現代の医療では安全性などの面から体性幹細胞が広く用いられています。

治療の安全性や負担

幹細胞治療に用いられる『ES細胞』『iPS細胞』『体性幹細胞』は、それぞれ安全性や負担が大きく異なります。
『ES細胞』や『iPS細胞』は様々な組織や臓器になれる万能細胞として有名ですが、『ES細胞』は受精卵という命を使う倫理上の問題があり、『iPS細胞』も腫瘍化リスクという安全上の問題を抱えています。
『体性幹細胞』は患者さん自身の幹細胞を使うので倫理上・安全上の問題は少ないです。
ただし、脳出血には骨髄由来の幹細胞が効果的なため、骨髄穿刺が必要になります。
麻酔時の痛みや感染症などといったリスクもあるので、患者さんの十分な理解と、専門ドクターの熟練した技術が重要です。
再生医療に特化した当院では、脳卒中治療に17年間携わっている専門ドクターが脳出血の幹細胞治療を行っています。
しっかり納得した上で治療に臨めるようカウンセリングを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

期待できる効果と実感できるまでの期間

再生医療に特化した当院では、骨髄から採取した幹細胞を点滴で投与する『骨髄由来幹細胞点滴』で脳出血の治療を行っています。
運動機能の回復や言語機能の回復など、これまで回復不可能とされていた後遺症が治療可能です。
実際に患者さんからは「歩行不能だったのに、歩行訓練ができるようになった」「人との会話が理解できるようになった」といった声が多数寄せられています。
効果が表れるまでには個人差がありますが、当院では点滴を1回、もしくは1ヶ月おきに3回投与し、半年後もしくは1年後に検診を行っています。
患者さんの変化についてはこちらで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

脳出血の幹細胞治療にかかる費用

医療費
当院では幹細胞点滴による脳出血治療を行っていますが、治療には骨髄穿刺のほか、骨髄幹細胞培養、骨髄幹細胞投与などへの費用がかかります。
これらを合わせると、幹細胞点滴1回150万円(税別)、3回350万円(税別)が標準的な費用です。
再生医療による脳出血治療は保険適用外で、高度先進医療保険の適用もありません。
こちらのページに費用の詳しい内訳を掲載しておりますが、全額自己負担となるので、効果とリスクを踏まえた上で十分ご検討ください。
治療費を抑えるには、一定金額以上の医療費を払った場合に所得税が軽減される『医療費控除』が使えます。
詳しくは国税庁のHPからご覧いただけます。
当院では治療費に関するご質問も受け付けておりますので、お電話やオンラインにてお気軽にお問い合わせください。
詳しくは治療費についてのページでご確認ください。

ご家族にできること

脳出血の幹細胞治療は、脳細胞そのものを再生することができる革新的な治療法です。
しかし、その効果が表れるまでの期間や、回復の程度には個人差があるのも事実です。
治療費が高額なこともあり期待も大きくなってしまうかもしれませんが、過度な期待は患者さんへのプレッシャーとなります。
患者さん自身のペースがあることを忘れず、ゆとりを持って見守ってあげましょう。
また、幹細胞治療はリハビリと併せて行うことで高い効果が期待できます。
幹細胞治療を行ったからといって劇的な回復を見込めるものではないので、必ずリハビリも継続していくようサポートしていくことが大切です。

まとめ

『脳出血』は脳の中の血管が破れた状態を指し、血液が脳神経を損傷することで様々な症状を引き起こします。
一度傷ついた脳細胞は再生しませんが、様々な組織や臓器になれる『幹細胞』を使えば脳細胞の回復も可能です。
再生医療に特化した当院では、脳細胞の再生に効果の高い『骨髄由来幹細胞点滴』を行っており、多くの患者さんに効果を実感していただいています。
効果だけではなく、リスクや費用面の問題も十分ご検討いただけるよう、当院ではお電話[0120-955-573]のほかメールフォームから[お問い合わせ]も受け付けております。
治療効果や費用など、ご不明な点は何でもお気軽にご相談ください。

【参考資料】※2020年はコロナ対策最優先のため調査中止となっています。
[1] 2019年 国民生活基礎調査の概況 

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貴宝院 永稔【この記事の監修】貴宝院 永稔 医師 (大阪医科薬科大学卒業)
脳梗塞・脊髄損傷クリニック銀座院 院長
日本リハビリテーション医学会認定専門医
日本リハビリテーション医学会認定指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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コメント

    • 田中亜衣子
    • 2022.08.14

    12年前32歳で主人が小脳出血

    現在杖でなんとか歩行可能ですが、体幹障害構音障害等があます。ふらつきも強く急にバタンと倒れる事もあります。ネットで再生医療を調べていてこちらのサイトをみつけました。
    再生医療といっても何がどうなのかは全くわかりませんが今までずっとリハビリを続けてきてたので何が新しい治療が出るのかと思い連絡しました。

    • この度はコメントありがとうございます。
      当院では、脳出血に対して幹細胞治療などを行なっております。
      治療費含め、再生医療に関する詳しくは当サイト内の詳細ページやブログの記事にてご覧くださればと存じます。
      なお、実際に治療をご希望されている状態でしたら、専門のカウンセラーがご相談を伺いますので、よろしければお問い合わせフォームまたはフリーダイヤルからお問い合わせください。
      どうぞよろしくお願いいたします。
      https://neurotech.jp/contact/

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