脳梗塞の後も安心?塩分管理で健康な生活と再発予防 | 脳卒中・脊髄損傷|麻痺痺れなど神経再生医療×同時リハビリ™で改善

脳梗塞の後も安心?塩分管理で健康な生活と再発予防

           

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この記事を読んでわかること

脳梗塞後の塩分管理は再発予防に重要で、1日6g以下の塩分摂取が推奨されていることがわかる。
出汁や蒸し料理などを使った調理法が減塩に効果的で、美味しく食べるための工夫をすることでリハビリ中にも減塩を意識した食事が取れることがわかる。
運動やリラクゼーションが脳梗塞の再発予防に役立ち、血圧の安定と心身の健康維持が大切であることがわかる。


脳梗塞の再発予防には、塩分管理や生活習慣の改善が欠かせません。
この記事では、減塩生活を無理なく続けるためのコツや、リハビリ中でも美味しく食べられる減塩レシピ、さらに運動やストレス対策の重要性について詳しく解説しています。
健康を守りながら脳梗塞の再発を防ぐための具体的なアプローチを紹介します。

脳梗塞後に減塩生活を続けるコツと注意点

脳梗塞後に減塩生活を続けるコツと注意点
脳梗塞は、脳の血管が詰まった結果、脳に血液が送られなくなり脳が壊死してしまう病気のことです。
脳梗塞の大きな原因の一つに動脈硬化があります。
動脈硬化は、高血圧が大きなリスクとなります。
そのため、脳梗塞後の再発予防のためには、血圧を適切にコントロールすることが大切です。
そして、血圧管理のためには減塩生活が重要となります。
減塩生活の具体的な日常的な食事では、摂取する塩分量に注意を払いましょう。
1日6g以下を目安にコントロールすることが推奨されています 。
減塩を無理なく続けるコツの一つは、急激に減らすのではなく、徐々に塩分を減らしていくことです。
最初のうちは減塩調味料を活用しつつ、ハーブやスパイス、柑橘類などで風味を補うと、料理の満足感を保ちながら塩分を抑えられます。
また、加工食品や外食には多くの塩分が含まれているため、食品の成分表示を確認する習慣をつけましょう。
さらに、血圧をきちんと計測し、記録することで、効果的な減塩生活を続けることが可能です。
健康的な食事管理を続けるためにも、家族や医師と相談しながら、無理のない範囲で減塩生活を続けることがポイントです。

美味しく食べて健康に!リハビリ中におすすめの減塩レシピ

美味しく食べて健康に!リハビリ中におすすめの減塩レシピ
脳梗塞後のリハビリ期間中、減塩しながらも美味しく食べるためには、調理の工夫が必要です。
例えば、出汁をうまく使うことで、塩分を控えめにしても食材の持つ自然な旨味を引き出せます。
昆布やかつお節などの出汁を使う料理は、風味が豊かでありながらも塩分を抑えられるため、減塩生活を送りながらも食事の満足感を高めてくれます。
また、蒸し料理グリルを使った調理法は、食材本来の味を引き出すため、塩や調味料の使用を最小限に抑えることが可能です。
おすすめのレシピには、蒸し野菜のサラダや、オリーブオイルとレモンを使った魚のグリルなどがあります。
これらのレシピは、味がシンプルでありながらも栄養価が高く、脳梗塞後のリハビリ中でも満足のいく食事を楽しむことができます。
減塩レシピを積極的に取り入れることで、日々の食事を無理なく改善し、再発予防にもつなげることができるでしょう。

脳梗塞を繰り返さないために!生活習慣の見直しと塩分管理の重要性

脳梗塞の再発を防ぐためには、塩分管理だけでなく、生活習慣の見直しが必要です。
食事の改善に加え、日常生活に適度な運動を取り入れることが大切です。
特に高血圧が脳梗塞の主要な原因となるため、血圧を下げる生活習慣を心がけることが再発予防につながります。
毎日のウォーキングや軽いエクササイズなど、無理のない範囲での運動を取り入れることで、血行が良くなり、血圧のコントロールがしやすくなります。
さらに、ストレス管理も重要な要素です。
ストレスがたまると血圧が上昇しやすくなり、脳梗塞の再発リスクが高まります。
リラックスする時間を意識的に確保し、趣味やリラクゼーションを取り入れることで、心身の健康を保つことができます。
また、定期的な健康チェックを行い、早期に異常を発見することも予防に効果的です。
健康的な生活習慣を維持することで、再発を防ぎ、より安心な日常を送ることができます。

脳梗塞予防に役立つ運動とストレス対策

運動は脳梗塞の再発予防に非常に効果的です。
脳梗塞後は、激しい運動は避けるべきですが、ウォーキングや軽度のエクササイズを定期的に行うことで、血行を促進し、血圧の安定を図ることができます。
毎日30分程度のウォーキングやヨガ、ストレッチなど、体に負担の少ない運動を取り入れると良いでしょう。
運動は体の健康だけでなく、メンタル面の改善にもつながります。
さらに、ストレス管理も脳梗塞予防において非常に重要です。
ストレスがたまると交感神経が優位になり、血圧が上昇することがあります。
ヨガや瞑想といったリラクゼーション法は、心を落ち着かせ、血圧の上昇を抑える効果があります。
また、家族や友人との時間を大切にし、孤立しないようにすることも、ストレスを軽減するために有効です。
運動とストレス対策を組み合わせることで、健康を保ちながら脳梗塞の再発リスクを下げることができます。

まとめ

脳梗塞後の再発予防には、塩分管理が重要な役割を果たしますが、同時に生活習慣全体を見直すことが求められます。
減塩生活を続けながらも、美味しさを損なわない工夫を取り入れることで、無理なく健康的な食生活を楽しむことが可能です。
また、適度な運動やストレス管理も、再発リスクを抑えるために欠かせません。
生活の中でできることを少しずつ取り入れ、健康的な生活を維持することで、脳梗塞の再発を防ぎ、安心な日常を過ごすことができるでしょう。
脳梗塞後には、手足が麻痺してしまうということも多く見られます。
機能改善のためには、リハビリテーションが重要となります。
そのために、私たちニューロテック、脳梗塞脊髄損傷クリニックなどでは、脳卒中・脊髄損傷を専門として、狙った脳・脊髄損傷部の治癒力を高める治療『リニューロ®』を提供しています。
リニューロ®では、同時刺激×神経再生医療®、骨髄由来間葉系幹細胞を用いて狙った脳や脊髄の治る力を高めた上で、神経再生リハビリ®を行うことで神経障害の軽減を目指します。
脳梗塞後の機能回復のためのリハビリテーションに、再生医療を組み合わせることにご興味のある方は、ぜひ一度当院までご相談くださいね。

よくあるご質問

脳梗塞の再発予防には何がありますか?
脳梗塞の再発予防には、塩分管理が重要です。
減塩食を心がけることで、血圧をコントロールしやすくなり、再発リスクを低減できます。
さらに、定期的な運動や禁煙、ストレスの管理も効果的です。
生活習慣を改善し、バランスの取れた食事を続けることが、再発予防のカギとなります。

脳梗塞になったら食べてはいけないものは?
脳梗塞後は、高塩分食品や加工食品の食べ過ぎには注意が必要です。
特に漬物やインスタント食品などは塩分が多いため、血圧上昇の原因になります。
また、飽和脂肪酸を多く含む揚げ物や脂肪の多い肉も控えることも大切です。

<参照元>
Halt the Salt: 5 Ways to Cut Down on Sodium and Improve Your Heart Health | NHLBI, NIH:
https://www.nhlbi.nih.gov/news/2023/halt-salt-5-ways-cut-down-sodium-and-improve-your-heart-health
減塩食について|栄養・食事について|循環器病について知る|患者の皆様へ 国立循環器病研究センター:
https://www.ncvc.go.jp/hospital/pub/knowledge/diet/low-salt/
脳血管障害・脳卒中 | e-ヘルスネット(厚生労働省):
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-05-006.html

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貴宝院 永稔【この記事の監修】貴宝院 永稔 医師 (大阪医科薬科大学卒業)
脳梗塞・脊髄損傷クリニック銀座院 院長
日本リハビリテーション医学会認定専門医
日本リハビリテーション医学会認定指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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