高次脳機能障害者を支える医療従事者や関係者の取り組み|後遺症・神経障害を幹細胞点滴と幹細胞上清液点鼻×専用リハビリ治療

高次脳機能障害者を支える医療従事者や関係者の取り組み

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高次脳機能障害の方を支えるために、多職種の医療従事者や関係者が連携しています。
専門的な知識や技術を有する方もいますが、関係者をうまく連携させる高次脳機能障害支援コーディネーターの役割も重要です。
関係者は最善の支援を提供できるようになるため、高次脳機能障害支援普及事業の一環で行われる研修会、学会における学術・研究活動に取り組んでいます。

高次脳機能障害の方を支える医療従事者や関係者

看護師
まず、高次脳機能障害の方を支える医療従事者や関係者に、どのような職種があるのか、ご紹介しましょう。

医師

まず医師ですが、医師のなかでも症状や対象となる方の年齢によって、関わる医師の専門性は異なります。
成人であれば内科が対応しますが、内科のなかでも神経内科を専門とする医師が対応することもあります。
頭部外傷が原因であれば、脳外科医が対応することもあるでしょう。
症状によっては、精神科医、またリハビリテーションを専門とする医師が対応することがあります。
対象が子どもであれば、小児科医も診療に関わります。
医師は主に診断をしたり、治療方針を決定したりしています。

看護師

看護師は、特に入院時の病棟でのケア、外来でのフォローで関わりますが、対象者の近くにいて、入院生活に不必要なストレスを感じることがないように、また家族も共にスムーズに日常生活を送ることができるよう、心を配っています。
なお、看護師のなかには脳障害を持つ方に対するケアを専門的に行う脳卒中リハビリテーション看護認定看護師という資格を持つ人もいます。

リハビリテーション部門

リハビリテーションでは、理学療法士作業療法士言語聴覚士が関わります。
理学療法は身体機能の回復や維持、作業療法は日常の生活動作の訓練や援助、言語聴覚士は発語や嚥下の訓練を行なっています。
なお作業療法士のなかには、高次脳機能障害の方への作業療法に専門的に取り組む専門作業療法士という資格を持つ人もいます。

検査部門・薬剤部門

検査部門では、脳波や血液検査を担当する臨床検査技師、また画像検査を担当する放射線技師がいます。
心理検査が必要な場合は、臨床心理士も加わります。
処方薬がある場合は、薬剤師も加わります。

福祉・介護職

そのほか、福祉や介護の専門職も関わります。
社会福祉士は福祉を必要とする方に対する相談業務を主に行い、適切な福祉サービスを受けることができるように支援をしています。
介護が必要な場合は、介護福祉士が障害の程度に応じて必要なケアを提供してくれます。

高次脳機能障害支援コーディネーター

ここで、高次脳機能障害支援コーディネーターについてご紹介します。
このコーディネーターは、各都道府県に設置されている、高次脳機能障害支援拠点機関に在籍しています。
高次脳機能障害支援普及事業により、高次脳機能障害の方の社会復帰が促進されるなか、医療関係者だけでなく自治体の福祉関係者との連携に取り組んでいます。
それだけでなく、社会参加や就労を希望する方であれば、地域障害者職業センターや障害者就業・生活支援センターを介した生活・就業支援等、非常に幅広い領域の支援活動をコーディネートしています。
これらの活動を、障害を持つ方の立場に立って支援していますので、高次脳機能障害を持つ方やその家族にとって、強い味方であると言えます。

高次脳機能障害の方を支える医療従事者や関係者の取り組み

それでは、医療従事者や関係者がどのような取り組みをしているのか、ご紹介しましょう。

高次脳機能障害に関する研修会

高次脳機能障害に対する理解を深めるため、またより実践力を高めるため、さまざまな研修会が行われています。
例えば、国立障害者リハビリテーションセンターには、高次脳機能障害情報・支援センターという部署があり、一般市民向けだけでなく、全国に設置されている高次脳機能障害支援拠点機関等で働く人たち向けに、研修会を企画しています。
そのひとつが、高次脳機能障害支援・指導者養成研修会です。
この研修会では、受講した人が所属施設に戻った後、支援者養成研修を実施していくことを目指しており、知識や技術を広く伝達するために役立っています。
また、高次脳機能障害支援拠点機関を中心に、圏域内の関係機関が連携し、交流を深めるために、例えば高次脳機能障害リハビリデーションなどをテーマに、各種研修会も企画されています。
なおこれらの研修会は、主に高次脳機能障害支援普及事業の一環で行われています。

学術・研究活動

また、高次脳機能障害に関する学術的な活動を行っている日本高次脳機能障害学会でも、主に医療従事者を対象に教育研修講座を提供しています。
なおこの学会では、毎年学術総会を行って会員同士の研究成果を共有し合ったり、学会の発行する学術雑誌を通して、研究結果を社会に広げる活動を行ったりしています。
学術・研究活動は、そのほかにも専門医が中心となって構成されている各種医学会でも取り組まれています。

連絡協議会など

先にご紹介した、国立障害者リハビリテーションセンターが事務局となり、高次脳機能障害支援普及全国連絡協議会が開催されています。
同様に全国で活躍する高次脳機能障害支援コーディネーターをつなぐ、コーディネーター全国会議も開催されています。
日本各地で支援活動に取り組む組織や個人が、地域の枠を超えて参加し、相互の課題や知見を共有し、国の政策に基づいて支援活動を展開することができるよう、対策を検討しています。

まとめ

高次脳機能障害の方を支える医療従事者や関係者について、また支援者が普段取り組んでいる勉強会や学術活動について、情報を共有しました。
関係者たちは、より良い支援を提供できるように、高次脳機能障害を持つ方が最善の形で社会復帰できるよう、日々学び、研鑽を積んでいます。
困ったことがあれば、遠慮なくご相談ください。
間違いなく関係者たちが連携し、最善の解決策を検討してくれるでしょう。


貴宝院 永稔【この記事の監修】
福永記念診療所 再生医療部長 再生医療担当医師

ニューロテックメディカル代表 Dr.貴宝院 永稔

大阪医科薬科大学卒業
私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。

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