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脳梗塞予防と再発の予防効果があるサプリメント

           

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脳梗塞の予防や再発予防を目的に、バランスの良い食事を取ることは重要ですが、どうしても摂取が難しい場合、サプリメントに頼るのもよいアイデアです。
脳梗塞の原因となる動脈硬化や血栓形成に対し、抗酸化作用や血液凝固抑制作用のあるサプリメントは、適量を適切に摂ることで効果を最大化させることができます。
なお摂取に際しては、薬との飲み合わせも注意する必要があります。

脳梗塞の予防や再発予防にサプリメントを使う際の注意点

脳梗塞の予防や再発予防を目的にサプリメントを摂取することがありますが、ある程度知識を持って摂取しないと、逆に病状を悪化させることがあります。
このようなトラブルを避けるために、脳梗塞の予防や再発予防にサプリメントを使う際の注意点を先にご紹介します。
サプリメントは、日常生活のなかで食事に対して補助的に摂取する錠剤で、多くの場合はビタミンなどが含まれています。
確かにある種のサプリメントは脳梗塞の予防に役立ちますが、単一の錠剤がすべての脳卒中予防に利用できるわけではないことに注意してください。
またサプリメントのなかには、特定の薬に干渉して健康状態を悪化させ、合併症を引き起こす可能性があるものもあります。例えば血液をサラサラにする成分を含むターメリック、ジンジャーなどは、脳梗塞の予防を目的に使われることがありますが、脳出血の既往がある人にとっては、2回目の脳出血を起こす危険性が高くなることもあります。
さらに、すでに血液をサラサラにする薬を服用している場合は、合併症が起こる可能性もあります。
また、食品から摂取した特定の栄養素が脳梗塞のリスクを下げる可能性がありますが、同じ栄養素をサプリメントから摂取した場合、その栄養素に必ずしも脳梗塞のリスクを下げる効果があるわけではありません。
したがってサプリメントを摂取する前に、できる限りかかりつけの医師に相談することをお勧めします。

脳梗塞の予防や再発予防に効果のあるサプリ

ビタミンD
脳梗塞の予防や再発予防に最適なサプリメントとビタミンをご紹介します。

ビタミンD

ビタミンDは、日光にあたることで活性化されるビタミンですが、体内で主にカルシウムやリンの吸収を促進していますが、同時に血液凝固や筋収縮にも関わっています。
このビタミンDは、脳梗塞の予防や再発予防に適したビタミンのひとつであることが、複数の研究により示されています。
まずビタミンDが欠乏すると、高血圧、肥満、糖尿病などの脳梗塞の危険因子の悪化を招くことが知られています。
また十分なビタミンDを摂取することで、神経や筋の保護効果が得られ、脳梗塞後の認知障害や機能障害を軽減することも期待できます。
大切なことは食事やサプリメントから1日に適量のビタミンDを摂取することであり、ビタミンDが十分にある人がビタミンDを大量に摂取しても、脳梗塞のリスクは減少しません。
なおビタミンDを自然に摂取する方法として、脂肪分の多い魚、チーズ、卵黄などがあります。

葉酸

葉酸はビタミンB12と一緒に、赤血球の生成に関わっています。
そのほかタンパク質の合成や代謝の促進などにも関与しています。
葉酸が不足している人に葉酸を補給することは、新陳代謝の促進や疲労回復などの効果が期待できます。
また葉酸には動脈硬化に関与するホモシステインの濃度を下げる効果があり、その結果動脈硬化の予防、脳梗塞のリスクを減少させることにつながります。
なお、腎臓病が進行している糖尿病患者の場合、サプリメントから葉酸やビタミンB-12などを大量に摂取すると、脳卒中や心臓発作、死亡のリスクが高まる可能性があるので、注意が必要です。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

DHAは、健康な脳に欠かせないオメガ3系脂肪酸です。
特にDHAは、乳児の脳の成長と成人の正常な脳機能の維持に不可欠です。
DHAが高血圧や動脈硬化などの脳梗塞の危険因子を軽減する効果が期待されています。

抗酸化ビタミン

動脈硬化は、LDLコレステロールの酸化物が動脈壁に蓄積することで促進されると考えられています。
したがって抗酸化作用のあるビタミンは、脳梗塞の原因となる動脈硬化を予防する効果が期待できます。
ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン(ビタミンB3、ニコチン酸)、β-カロチンなどが、抗酸化ビタミンとして知られています。

コエンザイムQ10 (CoQ10)

CoQ10は心臓の機能を改善することで知られていますが、脳にも良い効果をもたらします。
CoQ10は強力な抗酸化物質で、有毒な分子であるフリーラジカルから身を守ってくれます。
フリーラジカルは、脳梗塞の原因である動脈硬化に関与していると考えられています。
CoQ10を補給することで、心臓や血管の状態を改善し、その結果、脳梗塞の発症リスクを低減することができます。

ナットウキナーゼ

納豆に含まれてる酵素であるナットウキナーゼには、血中の血液凝固因子を減少させる可能性があります。
そのため、ナットウキナーゼのサプリメントを摂取することで、脳梗塞の原因となる血栓を形成するリスクを軽減する可能性があります。
ただし、血をサラサラにするお薬の飲み合わせで効果を強めすぎて、脳出血のリスクを高めてしまうお薬も存在します。
そのため、お薬の飲み合わせには注意が必要です。

まとめ

脳梗塞の発症や再発を予防する効果の期待できるサプリメントについてご紹介しました。
多くの研究が、脳梗塞の発症や再発リスクとビタミン類との関連について検討していますが、どれかひとつの成分が確実に効果を有すると言えるだけのデータは揃ってないが現状です。
したがって、サプリメントはあくまでも補助的に摂取し、できる限りバランスのよい食事を摂ることを意識しましょう。

あわせて読みたい記事:脳出血の再発と再発予防

貴宝院 永稔【この記事の監修】貴宝院 永稔 医師 (大阪医科薬科大学卒業)
脳梗塞・脊髄損傷クリニック銀座院 院長
日本リハビリテーション医学会認定専門医
日本リハビリテーション医学会認定指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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