2回目の出演:羽鳥慎一モーニングショーでひろみちお兄さんの脊髄梗塞について | ニューロテックメディカル

2回目の出演:羽鳥慎一モーニングショーでひろみちお兄さんの脊髄梗塞について

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2度目のモーニングショー出演となりました

脊髄梗塞について
前回、令和6年6月14日の出演に続いて、今回も当脳梗塞・脊髄損傷クリニック院長であり、ニューロテックメディカル代表の貴宝院が10月4日に2回目の出演となりました。
今回も同様に脊髄梗塞に対する説明となりましたが、前回と異なるのは、回復基調に近づいているという「ひろみちお兄さん」こと佐藤弘道氏がゲストとして出演されておりました。
脊髄梗塞はまだ原因不明な部分が多く、治療方法も確立されていません。

脊髄梗塞の症状には、次のようなものがあります。
・突然の背中や首の痛み
・下肢の麻痺や筋力低下
・感覚異常(しびれや感覚の鈍化)
・排尿や排便の障害
・脊髄梗塞は、発生する部位や範囲によって症状が異なります。また、無症状のものから、徐々に症状を呈するもの、突然症状を呈するものまで様々です。
・脊髄梗塞の症状の特徴としては、次のようなものがあります。
・痛みがない場合が多い(全体の70%)
・発症してから48時間が過ぎると症状の進行がほとんど見られない
・温痛覚が他の感覚より強く障害される
・脊髄の後索を通って伝導する位置覚および振動覚のほか、しばしば軽い触覚も比較的障害を免れる
・脊髄梗塞は全脳卒中の1~2%と稀な疾患ですが、原因としては半数程度が大動脈手術の周術期に合併症として起こるといわれています。
その他の原因は、大動脈瘤やアテローム血栓症、大動脈解離、血管奇形、血管炎、椎間板ヘルニアなどがあります。
脊髄梗塞の症状に関しては、入院治療やリハビリテーションの施行で改善することもあります。

脊髄梗塞とは何か?

脊髄梗塞の説明
脊髄梗塞の原因は不明な点が多いのですが、基本的には生活習慣の問題が挙げられます。

・糖尿病
・脂質異常症
・低血圧
・喫煙

しかし、今回ひろみちお兄さんによると、検査の結果では正常値で全く問題がなかったということでした。
唯一、気になることがあるとすれば、これまでの経験からすると過剰な運動による脊髄への圧迫などがあった可能性は考えられるとのことでした。
そんな健康体の方でも、今回のような脊髄梗塞を発症してしまうということで、やはり原因が分かりづらい疾患であると言えるでしょう。

また、この病気は治療方法の確立もされていないため、難病指定されているのかというと、現在の時点ではそうではありません。

脊髄梗塞は難病に指定されていません。ただし、脊髄小脳変性症は難病法の定める指定難病の1つです。
指定難病に指定されている神経難病には、次のようなものがあります。
・球脊髄性筋萎縮症(指定難病1)
・進行性核上性麻痺(指定難病5)
・大脳皮質基底核変性症(指定難病7)
・脊髄空洞症(指定難病117)
指定難病に指定されている疾患では、保健所に申請して診断基準と重症度分類を満たすと、特定医療費(指定難病)受給者証が交付されます。
所得に応じて医療費の一部が助成されます。

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