動画のタイムスタンプ
0:00 オープニング
0:42 脳フェス(脳卒中フェスティバル)とは何か?
1:50 脳卒中後なぜ理学療法士になろうと思った?
3:55 脳卒中の人が一番問題に感じていることは?
7:52 脳フェスはどんな規模で運営しているの?
9:57 再生医療についてどのようにお考えなのか?
11:20 一般の病院で再生医療が受けられるようになるのはいつ?
13:14 周りで再生医療の話題になったりする?
13:31 海外からも脳フェスに参加されたり認知されている?
14:17 まとめ+脳フェス参加のお知らせ
今回は一般社団法人 脳卒中フェスティバル代表理事の小林純也様にお越しいただき対談をさせていただきました💡
小林様は20代の若さで脳卒中当事者となってから理学療法士になられたとのことです。
そこで今回の対談で、なぜ脳卒中後に理学療法士になられたのか、また、脳卒中当事者でありながら理学療法士でもある小林様からみた再生医療はどのように感じられているのかなどについてお伺いすることができました。
ミッション:障害をテクノロジーで治す
ビジョン:『神経障害は治る』を当たり前にする
バリュー:実用的治療 / テクノロジー / Evidence Based Medicine DX
脳フェス(脳卒中フェスティバル)とは何か?
そもそも脳フェス(脳卒中フェスティバル)とは何かというところをお話しいただけたらと思います
医療者と患者さん・当事者さんの間に「心の溝があるな」みたいに感じた時ないですか?
ありますね。入りたくても入れないし、(当事者とは)違うでしょって感じですよね。
なのでそういったところの溝を平坦にというか、グラデーションにするにはどうしたらいいかなって考えた時に、「フェスだ!」って思ったんですね。
で、脳卒中フェスティバルっていうのをやり始めたんですよ。
脳卒中の人が一番問題に感じていることは?
今、フェスも携わられていて、脳卒中の方とたくさん触れ合う機会が多いと思うのですが、今(脳卒中の人が)一番問題に思っていることだとか、なにかもうすこしこうしたほうがいいなと思ったりとか、考えられていることがあったら(お聞きしてもいいですか)
「こういうのを強く変えたい」っていう強い思いが押し付け的な感じであるかと言われると、無いんですよね。
脳フェスをやったのも、楽しい場所だけを作ってそこに皆が詰まった結果として社会がグラデーションになったらいいなって思うんですよ。
「この課題があるからこうしていかなきゃいけないですよね」っていうのは医療職としての自分に戻ったらあるかもしれないけど、脳卒中フェスティバルの代表としてはそう言えるだけの自分に自信がないというか。
最初は脳卒中フェスティバルなので脳卒中になっても可能性は無限大だって思ってたんですけど。
こういう活動していると色んな友達が増えるんですよ。
それこそ全盲の方だったり、脊髄損傷の方だったり、重度心身障害児の方だったりっていうのが増えていった時に、「楽しい!をみんなへ」っていう風に理念が変わっていて。
タグ付けをしないで社会をグラデーションにするっていうのはそういう感じなんですよね。
専門家もみんな専門家として色んな経験を持ってその場に来て、色んな発信をしてあげることで何かの手助けができる。
そういった場にもなりえますしね。
再生医療についてどのようにお考えなのか?
小林さんの中で、再生医療ってどのように考えられているのか、率直な意見等をお伺いさせていただきたいです。
率直に「期待」。
今後どうなっていくんだろうなっていうのはある、一方で「裏切られている」って感じている当事者様も多いんですよ。
っていうのも僕の友達とかで再生医療やiPSが出だして「すぐ広まる!」みたいな気運が流れたじゃないですか。
そっから「何年たちました?」って思っている人もけっこう多くて。
いや、まさにその通りですね。
でも再生医療はリハビリテーションなので、リハビリ医療なんですよね。
で、まだ100の効果はないかもしれないですけど、だからこそ皆がリハビリテーション医療として一例一例やって、その治療を進化して、誰もが受けられるような治療にしていくというのが大事だと思いますね。
一般の病院で再生医療が受けられるようになるのはいつ?
実際、広く一般の方々が、言ったら入院先の回復期病院でできるようになる、というのはどれくらいなんでしょうか?
(実現出来たら)それが最高ですね。
保険で認められるというのはちょっと時間が掛かると思います。
ただ、混合的に出来るようになるというのは色んな制度を国も設けていますので。
凄く手間はかかりますけど僕らもそれにトライして、なんとかそういう形で認めてもらうようにずっと動いては行っていますね。
それでも時間はかかりますけどね。
やっぱり研究段階の治療ですし、魔法の薬でもないし、効果があっても限定的とかね。
そうなんですよ。
そういう「できること」「できないこと」があるじゃないですか。
それをしっかり謳ってくださる医療職の方がいらっしゃることはすごく嬉しいんですけど、
一方で、「再生医療です!」って謳って当事者に過度な期待を与えることは罪だと思っている人間なんですね。
是非そういったところ、今先生がおっしゃられたように、しっかりと着実に一歩一歩進んでいく。
今の段階では足りない部分もある、っていうところが広まればいいなと思いますね。
はい、是非治療を進化させていきましょう!
まとめ
今回、ニューロテックメディカルも脳卒中フェスティバルに出展させていただきます。
もっと詳しい内容や、どんなリハビリをやっているのか、金銭面についてのご相談なども、ブースにいる理学療法士や作業療法士がご相談を受け付けております。
また是非ニューロテックメディカル運営「脳梗塞・脊髄損傷クリニック」のブースにお越しください。
ニューロテックメディカルとは!?
『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとして、現在、東京・大阪・名古屋・福岡にクリニックを展開しております。
クリニックのある地域だけでなく、日本全国、海外の患者様からのお問合せ・ご相談も多くいただいております。
「再生医療ってなんだろう、難しそう・・・」と躊躇してしまうかもしれませんが、そういった分からない不安や怖さという最初の壁を取り除くために、ニューロテックメディカルでは再生医療カウンセラーがまずはお電話やメールにて患者様のお話を伺い、再生医療について1つひとつ丁寧にご案内させていただきます。
“再生医療について気になるけど分からない”
“実際の治療効果はどうなんだろう”
など、些細なことでも大丈夫ですので、まずはお気軽にカウンセラーまでご相談くださいませ!
■カウンセラーとの電話相談窓口(無料)
0120-955-573(平日・土曜9:00~18:00/日祝休)
■お問合せフォーム(無料)
https://neurotech.jp/contact/
ニューロテックメディカルの強み!
① 同時リハビリ×神経再生医療™
点滴中に同時にリハビリを行う独自の治療方法を考案、特許を取得しています。
同時リハビリにより損傷部の血流が約30%アップし、幹細胞のはたらきを活性化させることができます。
この治療方法が実施できるのはニューロテックメディカルだけ!
② 神経分化に優れた“骨髄由来”の幹細胞
脂肪などの幹細胞と比較して1番神経への分化が期待できる“骨髄由来”の幹細胞を使用。
神経の再生・修復にこだわった再生医療を提供しています。
③ 特殊なテクニックを用いた採取方法と独自技術による高い培養数
採取や培養が難しいと言われている“骨髄由来”ですが、骨髄穿刺実績2000件以上の血液内科医の指導の下、採取・培養において独自技術を用いることで他由来の幹細胞に劣らない3億個の培養数を得ることができています。
④ 専門セラピストによるオリジナル自主練習メニューの作成
再生医療=リハビリの下地作りと考えており、神経の回復にはリハビリはなくてはならないものです。
そこで当院では点滴中の同時リハビリだけでなく、ご自宅等でもご自身やご家族様で取り組めるようなオリジナルの自主練習メニューを作成し、長期に渡ってリハビリのサポートも行っております。
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