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脳梗塞予防は玉葱の皮茶と食事と生活改善がカギ

           

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この記事を読んでわかること

脳梗塞発症を予防できる食品がわかる
玉ねぎの脳梗塞予防効果がわかる
脳梗塞発症を予防するための生活習慣がわかる


脳梗塞は生活習慣病による動脈硬化が主な原因であり、動脈硬化を予防するためには普段の食事内容や運動習慣などが大変大きく影響します、
特に、玉ねぎに含まれるケルセチンという成分は強力な抗酸化作用を有し、動脈硬化を予防してくれます。
そこでこの記事では、玉ねぎと動脈硬化、脳梗塞の関係について詳しく解説します。

脳梗塞の予防に必要な生活習慣の見直し

脳梗塞の予防に必要な生活習慣の見直し
脳梗塞とは脳の血管が閉塞することで脳細胞が虚血に陥る疾患のことであり、主な原因は高血圧や糖尿病、高脂血症などに伴う動脈硬化です。
これらの生活習慣病によって血管内皮細胞は損傷し、損傷した血管内皮細胞からLDLコレステロールが血管壁内に侵入すると炎症が起こり、血管が硬く・脆く変性します。
これが動脈硬化の成り立ちであり、その結果血管腔が狭小化することで脳梗塞を発症しやすくなります。
そのため、脳梗塞を予防するためには生活習慣病の予防が重要であり、そのためには下記のような生活習慣が肝要です。

  1. 1日6g未満の減塩
  2. カリウムの豊富な緑黄色野菜や果実の積極的な摂取
  3. 脂っこい肉類を避け、魚類の積極的な摂取
  4. 過剰な糖質・脂質を避け、タンパク質を摂取
  5. 1回30分以上の有酸素運動を最低でも週に3回以上行う
  6. 過剰な飲酒や喫煙は控える
  7. 規則正しい睡眠習慣を送る
  8. ストレスを溜め込まず、定期的に解消する
  9. 肥満を予防し、ダイエットに努める

脳梗塞を予防するためにも、ぜひ上記のような生活習慣を意識しましょう。

ケルセチンだけに頼らない!組み合わせたい食品とは?

ケルセチンで動脈硬化を予防しよう
脳梗塞予防に良いとされる食品の代表例としてケルセチンが挙げられます。
ケルセチンとは、野菜や果実・お茶類などに豊富に含まれるフラボノイドの1種であり、実は抗酸化作用や抗炎症作用を持ち、糖尿病や高血圧、動脈硬化、メタボリックシンドロームの予防効果があることが知られています。

局所のストレスなどによって発生する活性酸素は、LDLコレステロールの酸化を促し、血管壁に蓄積しやすくなるため、結果として動脈硬化の進展を引き起こしますが、ケルセチンの抗酸化作用によって活性酸素が除去されることで、動脈硬化を予防できるのです。
ケルセチンは特に玉ねぎに豊富であり、「玉ねぎを食べると血液がサラサラになる」と呼ばれる所以です。
一方で、脳梗塞の予防効果を持つ食品はほかにもあります。

青魚
DHAやEPAによる血栓形成予防・LDLコレステロールの低下
ビタミンCを含む野菜や果実:
抗酸化作用
海藻類
食物繊維による中性脂肪の吸着・カリウムによる降圧効果
オリーブオイル
LDLコレステロールの低下
大豆
マグネシウムによる血管拡張

各食品にはそれぞれ動脈硬化を予防するために有用な成分が含まれており、逆に動脈硬化によって良くないとされる塩分・中性脂肪・コレステロールなどが少ない食品です。
ぜひ、ケルセチンと一緒に食べると良いでしょう。

家族で続けやすい「飲む健康習慣」のつくり方

ここまで、脳梗塞を予防するための食品について紹介してきましたが、たった1回の摂取で効果が出るわけではありません。
長期的に継続して摂取することで効果が出るため、日常生活で継続する必要がありますが、これがなかなか容易ではありません。
そこで、食べ物ではなくジュースなどの飲み物で摂取すると、調理も不要で時間も取らないため、とても継続しやすいです。
中でも特におすすめはトマトジュースと玉ねぎ茶です。
トマトジュースにふんだんに含まれるリコピンは非常に強力な抗酸化作用を有しており、動脈硬化を予防してくれます。
また、トマトに含まれるカリウムやビタミンCにもそれぞれ下記のような効果があります。

  • カリウム:ナトリウムの排泄促進による降圧効果
  • ビタミンC:抗酸化作用

次に、玉ねぎ茶とは先述したケルセチンが豊富に含まれるもので、本来は捨ててしまう玉ねぎの皮をお湯で煮出すことで作ることができます。
上記のような血管に良いとされる成分が同時に効果を発揮するため、脳梗塞予防にトマトジュースや玉ねぎ茶は大変おすすめです。
一方で、商品によっては味付けのための塩分も多いことがあるため、塩分摂取量には十分注意しましょう。

玉葱の皮茶と食事と生活改善のまとめ

今回の記事では、玉ねぎによる脳梗塞の予防効果について詳しく解説しました。
脳梗塞は動脈硬化が主な原因であり、その予防のためには抗酸化作用を持つ食品や飲み物が大変効果的です。
一過性に摂取しても意味がなく、普段から摂取する習慣をつける必要があるため、より日常的に摂取しやすい食品や飲料を選ぶと良いでしょう。
こういった意識を持たずに毎日好きな食べ物だけ摂取していると、脳梗塞や脳出血の発症リスクがどんどん上がり、実際に発症すれば麻痺やしびれなどの後遺症が残ってしまうため、注意が必要です。
現状では重篤な後遺症が残った場合に改善する術はリハビリテーション以外になく、仮にリハビリテーションを行なってもこれらの後遺症を根治することは困難です。
一方で、近年では脊髄出血の後遺症に対する新たな治療法として再生医療が大変注目されています。
ニューロテックメディカルでは、「ニューロテック®」と呼ばれる『神経障害は治るを当たり前にする取り組み』も盛んです。
「ニューロテック®」では、脊髄や神経の治る力を高める治療『リニューロ®』を提供しています。
また、神経機能の再生を促す再生医療と、デバイスを用いたリハビリによる同時治療「同時刺激×神経再生医療Ⓡ」によって、これまで改善の困難であった脳梗塞の後遺症の改善が期待できます。

よくあるご質問

玉ねぎの皮は血圧にどのような効果があるのでしょうか?
玉ねぎの皮に豊富に含まれるケルセチンには血圧を下げる効果が期待されます。
ケルセチンには抗酸化作用があり、動脈硬化を予防することで血管の弾性が保たれ、血圧の上昇を予防します。

玉ねぎの皮茶は血圧に効果がある?
玉ねぎの皮茶とは玉ねぎの皮をお湯で煮出したものであり、玉ねぎの皮に豊富に含まれるケルセチンが多量に含まれます。

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    <参照元>
    1日本脳卒中学会https://www.jsts.gr.jp/img/guideline2021_kaitei2023.pdf
    2農業・食品産業技術総合研究機構https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/files/i-kobori.pdf

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    PROFILEこの記事の監修
    貴宝院 永稔
    貴宝院 永稔 医師
    (大阪医科薬科大学卒業)
    • 脳梗塞・脊髄損傷クリニック 総院長
    • 日本リハビリテーション医学会認定専門医
    • 日本リハビリテーション医学会認定指導医
    • 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
    • ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

    私たちは『神経障害は治るを当たり前にする』をビジョンとし、ニューロテック®(再生医療×リハビリ)の研究開発に取り組んできました。
    リハビリテーション専門医として17年以上に渡り、脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患に対する専門的なリハビリテーションを提供し、また兵庫県尼崎市の「はくほう会セントラル病院」ではニューロテック外来・入院を設置し、先進リハビリテーションを提供する体制を築きました。
    このブログでは、後遺症でお困りの方、脳卒中・脊髄損傷についてもっと知りたい方へ情報提供していきたいと思っています。


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