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脊柱管狭窄症の治療法とリハビリテーション

この記事を読んでわかること
脊柱管狭窄症の治療法について
生活習慣の影響
術後のリハビリの重要性


脊柱管狭窄症は脊柱管が狭くなることでそこを通る脊髄が圧迫され、痛みやしびれ、歩行障害を引き起こす疾患です。
この記事では保存療法や手術療法の詳細、症状を悪化させる生活習慣のリスク、術後のリハビリの重要性について解説します。
正しい姿勢の維持や適切な運動、体重管理など、予防と再発防止のためのポイントも紹介しています。

保存療法とその効果

保存療法とその効果
脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなりその中を通る脊髄が圧迫されることで下肢を中心に痛みやしびれ、筋力低下が引き起こされる疾患です。
特に歩くと下肢の痛みやしびれが増悪し、前かがみになったり座って休憩したりすると改善してまた歩き出せるが、しばらくするとまた歩けなくなるといった間欠性跛行が特徴で長時間歩くことが困難となります。
脊柱管狭窄症の治療法は保存療法と手術療法に分けられます。
保存療法では手術を行わず、理学療法などのリハビリテーションを用いて症状の軽減を図ります。
脊柱管は骨盤の前傾が強くなるような姿勢や動きにより症状が悪化する傾向にあるため、腰部や股関節周囲を中心としたストレッチや筋力トレーニング、姿勢矯正などにより脊柱管への負担を軽減していきます。
また、神経障害性疼痛に対する薬物療法や神経ブロック療法、温熱療法や低周波治療などの物理療法なども症状を緩和することが期待できますが、これらの効果は一時的であるためリハビリなどと併用することが重要です。

生活習慣がもたらすリスク要因

脊柱管狭窄症の発症や進行には生活習慣が大きく関与しています。
長時間のデスクワークや猫背などの不良姿勢は腰椎に過度な負担をかけることとなり症状を悪化させる原因となります。
また、運動不足も脊柱管狭窄症のリスクを高める要因となります。
特に運動不足により股関節の可動域が狭くなると、股関節の動きを代わりに腰を使って補おうとするため腰への負担が大きくなります。
体重管理も症状の軽減に必要となります。
肥満など体重が増加することで腰椎にかかる負担が増強し神経の圧迫が強まる可能性があります。

術後のリハビリテーションと注意点

保存療法では十分な改善が見られない場合や症状が重度の場合には手術療法が検討されます。
脊柱管狭窄症の手術には椎弓切除術や脊椎固定術などがあり、神経の圧迫を取り除くことを目的として行われます。
術後はリハビリテーションが重要となります。
まず注意しなければいけないことは手術をした部位の不動性を保つことです。
手術をした背骨にはスクリューなどで固定がされますが、その際に必要に応じて骨移植がなされています。
骨移植部分の癒合は2~3カ月、長い場合は1年程度要するため固定性がしっかりと得られるまでは手術した背骨の部分に過度な負荷がかからないようにしていきます。
特に背骨を捻じったり大きく丸めたり反らせたりする動きで大きな負荷がかかるため注意しましょう。
日常の動作で腰部に負荷がかからないように胸椎や股関節など隣接関節の可動性を確保していきます。
例えば靴下を履く際に、腰部を過度に曲げないように股関節を曲げることで腰部の動きを抑えることができます。
体幹の安定性を高めるために体幹筋のトレーニングが重要となります。
特に腹圧をしっかり高められるように腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群、横隔膜を連動させるトレーニングをしていきます。
深部静脈血栓症の予防も重要となります。
長時間同じ姿勢でいると静脈に血栓が生じ、それが肺に飛んでしまうと肺塞栓を引き起こす危険があります。
そのため、できる限り早期から起き上がり、歩行練習をしていくことが重要となります。
歩行訓練は最初は歩行器を使用し、徐々に杖に切り替えていき、大丈夫であれば独歩というように段階的に進めていきます。
また、椎弓切除術であれば1~2カ月、脊椎固定術であれば3~4カ月程度コルセットを付けて日常を過ごすことになります。
コルセットをしているとどうしても動くことが億劫になり活動性が低下してしまう可能性がありますが、できる限り積極的に動くことが重要です。
特に高齢女性の場合では骨粗鬆症が合併していることもあり、活動量が低下してしまうと骨密度の低下も進んでしまう可能性があります。

まとめ

脊柱管狭窄症の治療は保存療法と手術療法の大きく二つに分けられます。
保存療法では薬物療法や神経ブロック療法、理学療法などを組み合わせることで症状の緩和を図ります。
手術療法は神経の圧迫を取り除くために行われますが、術後のリハビリテーションが重要となります。
生活習慣も脊柱管狭窄症の発症や進行に大きく関与しており、正しい姿勢や適度な運動、適切な体重管理が重要です。
近年、再生医療が注目されており、これまで困難とされていた損傷した組織や神経の修復を促進させることで症状の改善が期待されます。
再生医療とリハビリを組み合わせることで組織の修復と運動機能の改善を同時に促し、最大限の効果を得ることができます。
最近では「ニューロテックⓇ」と呼ばれる『神経障害の治癒を当たり前にする取り組み』も盛んに行われています。
神経の再生を促す再生医療とリハビリを組み合わせた「同時刺激×神経再生医療Ⓡ」によって、今まで難治であった脊柱管狭窄症の改善が期待できます。
再生医療も治療法の選択肢の1つになります。

よくあるご質問

脊柱管狭窄症のリハビリには何がありますか?
ストレッチや体幹・下肢を中心とした筋力トレーニングなどの運動療法、温熱や電気を使った物理療法、座位姿勢や立ち上がり動作、歩行などの姿勢指導や動作指導などがあります。

脊柱管狭窄症の治療法は?
薬物療法、神経ブロック療法、リハビリなどの保存療法と椎弓切除術や脊椎固定術など手術療法があります。
まず保存療法を試し、改善が見られない場合に手術療法が検討されます。

<参照元>
・腰部脊柱管狭窄症の診断と治療|J STAGE:https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/71/2/71_116/_pdf
・腰部脊柱管狭窄症による神経症状の改善と運動療法を併用した症例:http://d1.gmobb.jp/dcm83pdwnugpf/img/file18.pdf

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