医療法人慶春会 ニューロテック 脳卒中再発予防・再生医療専門

トップページ 再生医療

再生医療

「脳卒中」と、その後遺症を
正しく理解することが大切です

脳卒中における再生医療とは

脳神経細胞の再生を行う

脳梗塞や脳出血が起こると脳が傷つき、口や手足などへとつながる神経が動きにくくなったり、切れてしまうことになるために様々な障害が生じます。
これらの神経を少しでも元の状態に戻すためには、傷ついた神経を治したり、血管や神経を再生したりするための自分を治す力(多種多様なサイトカイン、幹細胞)が必要です。
しかし、この自分を治す力は年齢とともにどんどん不足していきます。
そのため、自分を治す力を点滴などで簡便に高める再生医療が有効と考えられます


脳は細胞からできています。

最近、脳出血、脳梗塞、脊髄損傷などで脳や脊髄が損傷を受けた時に、自分の細胞を用いて損傷を治す治療法(再生医療)が行われる様になってきています。
私たちの身体の中の細胞には神経や血管の元になる細胞が存在します。この細胞を、身体の外の清潔な環境で何万倍にも増やし、この細胞を脳卒中患者さんに点滴することで、機能改善が得られたことを報告する動物研究及び ヒトを対象とした臨床研究が増えてきました。
またわが国でも、札幌医科大学などの大学病院や民間病院でも臨床研究が進められており、安全性や有効性がともに報告されています。
その、脳卒中や脊髄損傷に対する細胞治療の作用としては幾つか推測されますが、大きく3つ(①神経栄養因子による神経栄養・保護作用、②血管新生作用、③神経再生作用)が期待されています。
また、ある程度時間が経って(慢性期)いても、①の効果により、脳卒中再生医療により残った正常な脳が賦活(刺激)されることで、脳の回復が期待出来るのではないかと考えられます。

幹細胞治療

脳梗塞(脳出血)や脊髄損傷が起こると神経回路が傷つき、手足が麻痺したり、喋れなくなったり、様々な障害が生じます。これらの神経回路を元の状態に戻すためには、傷ついた神経を治したり、血管や神経を再生したりする自分を治す力(再生医療)が必要になります。この力(自己の細胞)を清潔な環境下で培養することで何万倍にも増やし、点滴で大量に患部に補給することが出来る様になりました。 この幹細胞治療は脳卒中・脊髄損傷だけでなく、動脈硬化・認知症・心不全・腎不全・神経変性疾患・糖尿病といった疾患にも効果があるという報告が増えてきています。将来的には、この治療が色々な疾患でリハビリ時期にある方に一般的に投与されるだけでなく、誰もが行える予防治療として普及していく筈であると考えています。 現在の幹細胞治療治療には、骨髄や脂肪由来の細胞を培養したものが利用されています。その中でも脳卒中や脊髄損傷の治療に関しては、最も歴史が長く安全性・効果が報告されているのは骨髄を元とした幹細胞治療だけです。実際、札幌医大や民間病院にて臨床研究が複数行われ、保険で使用出来る薬剤への認可を目指した治験中の段階まできています。当院では、現在もっとも安全性・効果とも期待されている自己の骨髄細胞を元とした幹細胞治療を実施しております。

臍帯由来サイトカインカクテル

サイトカインカクテル療法は、臍帯細胞由来の培養上清液を利用した再生医療です。脳梗塞(脳出血)及び脊髄損傷後の後遺症の軽減やリハビリ効果が高まることが報告されています。幹細胞を培養する際に生じる培養上清液には、幹細胞から放出されるサイトカイン(神経保護因子、成長因子、血管新生因子など)が多数含まれます。この培養液には、通常、成人の数十倍から数百倍にのぼるサイトカインが含まれていることが分かっています。このサイトカインを多く含む培養液をサイトカインカクテル(幹細胞培養上清液)と呼びます。
このサイトカインカクテルは、サイトカイン(成長因子・神経保護因子・血管新生因子など)が脳内に存在する幹細胞を活性化して自己修復を促します。つまり、自然回復やリハビリテーションの効果を高めます。当院で使用する臍帯由来の培養上清液は、乳歯、骨髄、脂肪等由来の培養上清液と比較しても、含有しているサイトカイン量が圧倒的に高いことが特長です。点鼻投与として行いますが、嗅球から細胞間質を経て脳介在部に至る経路、および三叉神経から脳幹・脊髄に至る経路により、内服より早期にかつ高濃度のサイトカインが脳内に到達させることが出来ます。脊髄損傷に伴う麻痺により歩くことが困難だった患者さんなどが、幹細胞を投与することで劇的に改善し、数週間後には自立歩行が可能になった症例などが報告されています。

コンビネーション経頭蓋的磁気刺激

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation。経頭蓋磁気刺激装置)を使用して、『大脳の機能を最大限に発揮させること』を目指します。実際の治療は、患者様は安静にして座っているだけで、痛みなどの苦痛は伴いません。刺激装置を頭の皮膚の上からあてるだけなので、体に傷がつくこともありません。
脳の磁気刺激治療は、脳損傷部の血流を増やし働きを良くすることで脳の回復を促すリハビリ前のコンディション作りに有効です。また、患側の血流を増やすことが出来ますので、幹細胞点滴時やサイトカインカクテル療法に併用することで更なる治療効果を期待出来ます。
脳損傷部の働きを良くするための磁気刺激治療には、脳損傷側を刺激する方法、非脳損傷側を刺激する方法に大きく分かれます。また、更に一律の刺激間隔で行う刺激方法や周期的な感覚で行うシータ・バースト刺激(TBS)など色々な刺激方法が開発されていますが、より長期的に効果が持続するのはシータ・バースト刺激(TBS)という刺激法になります。また、脳損傷側を刺激する方法、非脳損傷側を刺激する方法の両方で治療効果が報告されていますが、患者様ごとで効果が異なるため専門医による判断が必要になります。

お問い合わせ

06-6933-7844

FAX

06-6933-7859

所在地

〒536-0005
福永記念診療所
大阪市城東区中央1-9-33
泉秀園城東ビル2F

お問い合わせ

◎診察日、△適宜対応、●休診日